こんな症状・お悩みはありませんか？

胸・お腹の不快感

機能性ディスペプシアとは

胃の粘膜など目に見える異常がないのにも関わらず、「胃の働き=機能に問題がある」のが、機能性ディスペプシアの特徴です。

• 食後愁訴症候群｜PDS
  ・食後の胃のもたれ感
  ・早期満腹感
• 心窩部痛症候群｜EPS
  ・みぞおちの痛み
  ・みぞおちの焼ける感じ

こららの症状が重いが故に、

• 日常生活に支障をきたしている
• 6ヶ月以上前から、症状が出ている
• 3ヶ月以上、症状が持続している

以上に該当する方は、機能性ディスペプシアの疑いがあります。

機能性ディスペプシアの原因

• 胃・十二指腸の問題
  ・運動が障害されている
  ・知覚過敏が生じている
• 心理的要因
  ・何らかの不安要素
  ・過去の虐待歴など
• 感染症による問題
  ・ヘリコバクター・ピロリ感染
  ・サルモネラ感染などの感染性胃腸炎
• 生活習慣の乱れ
  ・不眠
  ・喫煙
  ・アルコール
• その他
  ・遺伝的な要因
  ・胃の形態

根本の原因はストレス

PDS・EPS共に、根本の原因のひとつはストレスが考えられます。

ストレスによって自律神経のバランスが崩れ、不快な症状を引き起こします。
（PDSとEPSの両タイプの症状がでる方もいらっしゃいます）

これまでは、「ストレスからくる胃の不調」と軽視されることも少なくありませんでした。しかし、現代では「病気」として認められたため、しっかりと治療をすれば改善が期待できます。

 

社会的な影響が大きい

生活の質（QOL）の低下

• 勉強に集中できない
• 仕事が捗らない
• 趣味を楽しめない

など、「労働生産性が大きく低下する」ことによって、日常的にストレスを抱えやすくなります。

身体への影響

• 早期満腹感などで十分な食事が摂れない
• 低栄養が成長の妨げになる

など、成長期のお子様や高齢者の方々にとっては、身体への負担が大きくなり「活動性が落ちて引きこもる」といったことにもなり兼ねません。

心への影響

• 治療が長引くことによるストレス
• ストレスが原因となり症状悪化

機能性ディスペプシアに限らず、治療が長引くことでストレスを感じる方がいらっしゃいます。そのストレスは、さらに胃の不調を招き「負の連鎖が続く」可能性が高まります。

 

検査について

ポイント

機能性ディスペプシアにかかりやすい性格・体質かどうかを調査します。

• 問診・カウンセリング
• 上部消化管内視鏡検査
• 心理検査

治療について

ポイント

患者様との信頼関係を高めながら、心身ともにストレスの解消を図ります。

• 心理療法
• 食事療法
• 薬物療法

まずは一度、当クリニックまでご相談ください。